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アロマテラピーって何?精油って何?
アロマテラピー

☆゚・*:.。.アロマテラピーとは♪☆.。.:*
アロマテラピーって良い香りを嗅いでリラックスする事でしょ???
と思っている人にこそ、知ってほしい!アロマや精油の事。。。

現在は、精油(エッセンシャルオイル)=香りのオイル(フレグランス製品)とゆう認識の方が多いですが、(店頭で販売していても、オシャレなお家とか、香り好きの人が使うものよね〜と思っている方が多いです。)
アロマテラピーは、香りをかいでリラックスと、簡単な表現でくくられる療法ではありません。是非最後まで読んで知っていって下さい。(●^∀^●)。

まず、アロマテラピーとは、簡単に直訳すると、アロマ=芳香、セラピー=療法、芳香療法とゆう意味です。
小難しく言うと、精油の芳香成分を体内や生活に取り入れ、心身の健康や美容に役立てる・:*:・自然療法・:*:・です。
ちなみに、英語ではアロマセラピー、フランス語ではアロマテラピーといいます。

精油の事*・゚゚・*:.。..。.:*
では、なぜ健康や美容に役立つのか、とゆうと、それは精油の芳香成分にあります。
精油は下↓の絵のように、植物(ハーブ)から抽出され、あの小さな小瓶につめられ、店頭に並んでいます。

 

サンプル画像 ※他にも有機溶剤抽出法、圧搾法、超臨界抽出法があります。

 

 

知ってほしい!精油抽出量*・゚゚・*:.。..。.:*

ハーブによっても精油のとれる量は違いますが、例えばラベンダーの場合、、、

 

10mlの精油サンプル画像 を抽出するのに = 1.5`のラベンダーの花穂サンプル画像 が必要です

 

あの小さな小瓶に、1.5`分の成分が詰まってるとゆうわけです! ですから、精油はとても濃縮されたものだとゆう事がわかります。 こんなに濃縮されてるので、肌に原液を塗ると、刺激になるんですね。


ちなみに、高額のローズの精油は、、、、

 

10mlの精油 サンプル画像 = 40`のローズの花びら バラ が必要です!!

 

量が多すぎて、ピンとこない方のために、精油1滴で例えると、、、、なんと!約50本のバラが必要なんです!
ローズの精油があれだけ高いのも納得ですね!!

サンプル画像

.+゜*。:゜一番知ってほしい!!!芳香成分の事゜:。*゜+
100%植物からとれた精油は、300くらいの(ハーブの種類により様々ですが)芳香分子の集まりで出来ていて、 一つ一つの芳香分子が違う働きをもっています。
そして、その植物ごとに、それぞれ独自の芳香分子が集まっています。

例えば、美容に良いとされ、よく手作り化粧品のレシピに登場する、ローズやゼラニウムの精油には、皮膚弾力回復作用(コラーゲンの生成を促進する)”のある、モノテルペンアルコール類のゲラニオール”とゆう芳香成分が含まれています。

 

他には、風邪や呼吸器に良いと良く紹介されている、ユーカリの精油には、粘膜(のどや気管支)の炎症を鎮めたり、去痰作用(気管支から痰を取り去る作用 )のある、”酸化物類の1.8シネオール”が含まれています。
ちなみに、この1.8シネオールは、トローチやベポラップにも使われています。

 

その他にも、抗菌作用、鎮静(高ぶっている神経を鎮める)作用、昆虫忌避作用(虫除け作用)などなど、さまざまな作用のある芳香分子があります。
現在では、その芳香分子の薬理作用も大部分がわかってきているんですね。

精油はどうやって身体に作用していくの?*★*★*

 

それでは次に、精油成分がどのような経路で心身に働きかけていくのか説明していきます。
精油は大きくわけて、4つのルートで心身に作用していきます。

 

@肺から血液、そして各臓器へ

P.11

人は呼吸で、酸素を吸って、肺から血中に酸素を取り込み、二酸化炭素を排出します。
精油は揮発性の物質なので、酸素が取り込まれる方法と同じように、精油の成分も血中に取り込まれます。こうして精油成分が血液にのって、全身をめぐっていきます。
また、肺に到達する前に、気管支を通りますが、先ほど紹介した”1.8シネオール”のように、抗カタル作用のある精油を吸引すると、痰の排出を助けてくれたり、のどなどの粘膜の炎症を鎮めるのに役立つわけです。

 

※管理人の一言・・・d(´∀`o)

どのくらい体内に取り込まれるか、興味のある所ですよね。
ロバートティスランド氏らの研究で、100立方メートルの部屋に柑橘系の精油に多く含まれている、d−リモネンの成分を1g〜40gまいたところ、参加した人達は2時間で、空気中のd−リモネンを、70%も血中に取り込んだ。とゆう研究結果があります。(フレグランスジャーナル社 精油の安全性ガイドから抜粋)
ただ呼吸しているだけでも、空気中にある精油成分をこんなに血中に取り込んでいたんですね。
ん〜。ますます、ディフューザーを焚きたくなってきました。(≧∪≦)

 

 

A鼻(嗅覚)から脳、そして免疫系へ

まず、アロマテラピーで濃密に関係する、脳を3つに分けて紹介します。
@つ目は、人間の理性的な行動を司る脳(大脳新皮質(だいのうしんひしつ))
Aつ目、本能的な行動、感情、記憶の中枢になっている脳(大脳辺縁系(だいのうへんえんけい))
Bつめ、健康的に生きていくために必要な、自律神経の調整、ホルモンの分泌調整をおこなっている脳(視床下部(ししょうかぶ)や下垂体(かすいたい))があります。

 

香りをかぐと、鼻にある嗅細胞(きゅうさいぼう)で、電気的信号に変えられ、理性の脳(大脳新皮質)の知的な解釈を通さず、ダイレクトに本能の脳(大脳辺縁系)に届き、刺激を与えます。更に、本能の脳(大脳辺縁系)にすっぽり包まれるかたちで位置する、視床下部や下垂体に良い影響を与え、自律神経系、内分泌系(ホルモン)、しいては免疫系を整えるため、香りをかぐだけでも、体の免疫をあげる事ができるんですね。

 

※管理人の一言・・・d(´∀`o)
五感の中でも、視覚(見たり)や聴覚(聞いたり)の場合、まず理性の脳へ伝わった後、本能の脳へ伝わりますが、嗅覚の場合は直接本能の脳へ伝わるため、理性の脳の認識を待たずに、直接心身に作用していくんですね。色々考えてしまったり、頭を使っている人こそ、アロマテラピーは有用かもしれませんね(*´ω`*) 

☆,。・:*:・゚ストレスの事☆,。・:*:・゚'ヽ(・ω・*)ノ

だんだん難しいお話になってきましたが^^;まだ疲れてない方は、なぜストレスがたまると、免疫力が落ちるのか?アロマテラピーはなぜストレスにいいのか?とゆう話を読んでいって下さい。疲れた方は飛ばしてね。

ではストレスを感じる経路ですが、たとえば勉強中のストレスの場合。。。
本能の脳(大脳辺縁系)で「もう疲れたから、勉強したくない!」と思い、理性の脳(大脳新皮質)で「だめ!勉強しなきゃ落ちちゃう!」と思い、2つの脳の間にひずみがうまれ、本能の脳(大脳辺縁系)でストレスを感じます。
思いどうりにならなくて、ストレスを感じるとは、この事ですね。ちなみに、ストレスを溜めない!的な本には、だいたい感情と理性とひずみが生まれないよう、感情の転換をして、理性に近づける。とゆう方法がのっていますね。

そして、ストレスの経路の続きですが、本能の脳でストレスを感じると、本能の脳にすっぽり包まれている、視床下部、下垂体に悪い影響を与えます。視床下部、下垂体は、内分泌系、自律神経系を司る中枢なので、ホルモン分泌や自律神経が乱れ、体の免疫が下がります。

お気づきの方もいらっしゃると思いますが、この経路は、香りを嗅いだ時と同じ経路ですね。
香りを嗅いだ時も、本能の脳→視床下部、下垂体と良い影響を与え、自律神経、内分泌を整えていきました。そのため、アロマテラピーはストレスにとても有効なんですね(*´∀`*)

 

B皮膚から血液、そして全身へ

P.97

皮膚の表面は皮脂膜などの油性分で覆われていますので、水は通しませんが、油は順次、皮膚を通して入っていきます。その時、分子量が大きく影響します。精油の分子量はだいたい300以下と分子量が小さく、油に非常に溶けやすい性質をもっているため、すぐに皮膚から吸収され、皮下組織にある毛細血管に入り、そこから血液循環に乗って、体の中を駆け巡り、全身にさまざまな薬効をもたらします。
このように5分もあれば、精油の芳香成分は皮膚から血液に入り、全身にめぐっていきます。

 

 

C消化器から血液へ

精油を経口摂取した場合(専門家でない限り行わないで下さい)、消化器粘膜から吸収され血液にのって、全身にめぐっていきます。他の経路に比べて多量の精油成分が体内に入る事になるため、肝臓や腎臓に悪影響がでる可能性が高くなります。子供や動物など、誤って飲む事のないよう、十分注意して下さい。


このように、精油は様々な方面から作用し、心身に働きかけていきます。
アロマテラピーは自分で自分を癒すとても素敵な療法です(*^o^*)是非楽しんで、行って下さい♪

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!!!精油は薬ではありません!!!
本サイトでは、精油の心身への作用についても説明していますが、アロマテラピーは医術ではありません。 精油も医薬品ではありません。
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