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ペパーミント

爽やかなミントの香りで親しみやすく、常に人気の香りです。

成分表(未完成T=T)ペパーミント画像
■学名 Mentha piperita
■科名 シソ科
■主な産地 中国、アフリカ、イギリス
■抽出方法 水蒸気蒸留法
■抽出部位 花と葉(全草)
■ノート(揮発度) トップ
■香りの強さ

●特徴

スーとした、爽快感のある香りです。 ガムや歯磨き粉に使われているため、なじみやすい香りで、店頭でも常に人気の香りです。
ミントには沢山の種類があり、ペパーミントはウォーターミントとスペアミントが、自然に交配してできたミントの一種です。
ペパーミントは香りの良さだけでなく、とても作用の幅広い精油で、様々な優れた特性があります。
まず、モノテルペンアルコール類のl-メントールの強壮作用により、精神的・肉体的に強壮にするので、眠気覚ましや集中したい時にぴったりの香りです。
また、消化器系の器官の働きもよくするため、吐き気や乗り物酔いには欠かせない精油です。ただ、ケトン類を多く含むため、妊婦さんのつわりには使用出来ません。
その他にも、大切な作用として、鎮痛作用(痛みをしずめる作用)や、麻酔作用があります。とても有名な使い方が、偏頭痛のさい、こめかみにチョンチョンと原液のままつけると、痛みが緩和されるとゆうもの。刺激の強い精油なので、局所以外の原液塗布はNGです。
また、神経系の痛み、皮膚のかゆみ、じんましんなどに、他の精油とブレンドして使用すると、とても効果的です。
また、殺菌・消毒・消臭作用が、家庭でのふき掃除や台所の除菌、ゴミ箱・くつ箱などの消臭に役立ちます。
さらに、花粉症に役立つ香りで、ディフューザーなどでお部屋に香りを拡散させると鼻炎が緩和されます。ディフューザーが無い方は、ティッシュに数滴たらして近くに置いておくだけで、十分効果が出ます。

●肌への作用

・かゆみを抑える
・冷却作用
・殺菌・消毒作用

●身体への作用

・鼻づまりの緩和
・鎮痛作用、麻酔作用(頭痛・神経痛・皮膚のかゆみ・じんましん)
・吐き気・乗り物酔い

●心への作用

頭脳を刺激して意識をクリアにさせる。疲労した心を鎮める。

●その他の作用

ゴキブリが嫌う香りです。

■注意事項■

ケトンを多く含有するため、妊婦さん・授乳中の方・3歳以下の乳幼児には使用してはいけません。芳香使用であれば、問題ありません。

●管理人が選ぶ!香りの相性の良い精油☆.。.:*・゚

柑橘系!リトセア・ユーカリレモン・ラベンダー・イランイランと基本的にどんなものにも、良く調和します。
ただ、香りが強いので、ブレンドの滴数は他の精油に比べてかなり少なめにしましょう。

管理人の一言*^−^*

初心者の時にも好きだった香りですが、知識が深くなってからも更に好きになる、奥の深い精油です。
初心者の頃には、精油の強さやケトンが入ってる事から、ほとんど芳香用としての使用で、体には使いませんでしたが、足がだるい時、ジェルやオイルに加えてマッサージすると、とてもスッキリします。
使用してみて一番びっくりしたのは、体にかゆみが出ている時に、抗炎症系・鎮静系の精油ブレンドに少しペパーミントを足すだけで、抜群の痒み止めになります!(o′∀`o)v
更に凄いところは、数年前にO157が流行りましたが、昭和薬科大とロッテ中央研究所が数年前に、ペパーミントの精油濃度(O.04%)以上で、完全に殺菌できると研究結果を出しました。
研究グループの笹津備規(まさのり)助教授(微生物学)は「食品に使われている物なので安全です。まな板の消毒など、さまざまな使い道がある」と話しています。除菌スプレーを手作りして、まな板などにシュッシュとしておけば、夏も安心ですね。(ノ*´∀)人(∀`*ヽ)

。゚+.除菌スプレー゚+.゚
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空気の浄化スプレー
。゚+.掃除にも使える
消臭重曹゚+.゚
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